夫婦の定義──君が僕のすべて──

「焦る事なんてないよ。オレたち、ずっと一緒にいるんだから。」

微笑むユウの頬に、レナの指がそっと触れた。

“私でいいの?”

ためらいがちに尋ねるレナの額に、ユウは優しく口付けた。

「オレは、レナがいい。レナは?」

“ユウがいい…”

「じゃあ、一緒にいよ。」

微笑むユウに、レナがうなずく。

レナはゆっくりと顔を上げ、潤んだ茶色い瞳でじっとユウを見つめた。

「レナ、愛してる。」

ユウの唇が、そっとレナの唇に触れた。

ほんの一瞬、わずかに見つめあった瞳。

微かに触れるだけの短いキス。

だけどそれは二人の心を温かいもので満たす。