夫婦の定義──君が僕のすべて──

「なんでオレに黙ってどこかに行こうとするんだよ!!なんで一人で泣くんだよ!!どんなレナでも受け止めるって、愛してるから一緒にいようって言っただろ!!何度言ったらわかるんだよ?!」

ユウがいつになく強い口調でそう言うと、レナはユウの腕に抱きしめられながら、ポロポロと涙をこぼした。

「オレはレナがいないと生きていけない…。他に何もなくても、レナがいてくれたらそれだけでいい…。」

ユウは愛しそうにレナの髪を撫でる。

「もう2度と会えないって思ってたレナとまた会えて、レナがオレを選んでくれて…毎日一緒にいられて、オレは幸せだよ。」

レナの顔をじっと見つめて、ユウはレナの頬にそっと触れた。

「レナはもうオレといるの…幸せじゃない?」

レナが涙を浮かべて、静かに首を横に振る。

「じゃあ、そんなにつらそうな顔しないで。」

ユウの指がレナの涙をそっと拭う。