夫婦の定義──君が僕のすべて──

部屋に戻って来たユウが、テーブルにお茶を置いて、布団の中に潜り込んでいるレナに声を掛ける。

「レナ、大丈夫か?」

そっと布団をめくると、レナはうずくまって顔を隠すようにしてうなずいた。

「そろそろ夕飯だから、レストランに行こうか。」

レナは首を横に振る。

「食欲ない?」

うなずくレナを見て、ユウは小さく息をつく。

「じゃあ、オレ行ってくるけど…レナも食べたくなったらおいで。」

仕方なくユウは一人でレストランへ向かった。