夫婦の定義──君が僕のすべて──

「レナは、モデルで、カメラマンで、オレの奥さんで…。たまに人知れず歌も歌って…それがレナなんだから、それでいいじゃん。」

ユウが笑うと、レナは少し照れ臭そうに呟く。

「歌はもう歌わないよ…。」

レナは以前、ヒロの申し出を断り切れず、正体を隠してヒロとのコラボ曲を歌った。

その後、ヒロに歌手にならないかと誘われたが、レナは本業のカメラマンとしてやっていきたいと言って、その誘いを断った。

「オレは歌ってるレナも好きだけど。」

「恥ずかしいもん。」

ユウはレナの頬をつつきながら微笑む。

「どんなレナでも、オレは好きだよ。誰がなんて言っても、レナはオレの世界一かわいい奥さんだから。」

「ふふっ…。ありがと。私もユウの事、大好きだよ。私に世界一優しくて、甘くて、カッコいい旦那様だもんね。」

「やらしいけどな。」

ユウはレナの唇に優しく口付けた。