夫婦の定義──君が僕のすべて──

切なげに呟くユウの言葉を聞いて、レナの目に涙が溢れた。

「どこにも行かないで、ずっとオレのそばにいてよ…。オレは…どんなレナでも愛してるって言っただろ…。」

レナを抱きしめるユウの手に、力がこもる。

ユウの温かい胸の中で、レナは涙を流しながら“でも…”と首を横に振る。

ユウはレナを抱きしめながら、優しくレナの頭を撫でる。

「オレの奥さんは、レナしかいないよ。」

ユウはレナの華奢な左手を取り、薬指に結婚指輪をはめて、レナを抱きしめた。

「どんなレナも愛してる。だから、ずっと一緒にいよう。レナがいてくれたら、オレはもう、他に何もいらないから。」