夫婦の定義──君が僕のすべて──

「もう昼だな…。レナ、お腹空いた?」

ユウが尋ねると、レナは微かにうなずく。

「昨日レナが作ってくれた豚汁があるな。家に御飯ある?」

レナは首を横に振る。

「じゃあ、その辺のコンビニでおにぎりでも買って帰ろうか。」

うなずくレナを見て、ユウはコンビニへ向かった。



レナを車に残し、ユウはコンビニでおにぎりやコロッケなどの惣菜を買った。

そして、コンビニの外で須藤に電話をする。

レナの病状を伝えると、須藤は少し考えて、しばらく仕事を休んで療養するようにと言った。

「ここ最近、レナには随分無理をさせてしまったからな…申し訳ない。」

須藤の言葉に、ユウは顔をしかめる。

「それだけじゃないみたいです…。仕事が忙しいだけじゃなくて、いろいろ悩んだり不安な事があったようなので…。」

「そうか…。何か力になれる事があったら、遠慮なく言ってくれ。オレはしばらく日本にいるから。またレナの様子を教えてくれるか?」

「わかりました…。」