夫婦の定義──君が僕のすべて──

「時間がある時に、練習しようか。」

「えっ?先輩がモデルになってくれるんですか?」

「うん…。私も、撮る側と撮られる側の両方、練習した方がいいのかなって。私、子供の頃から`アナスタシア´のモデルやってるくせに、いまだにカメラ目線とか、カメラに向かって笑うのとか…ポージングとか苦手で…。」

「そうなんですか?」

「情けないんだけどね…。いい加減、慣れなきゃいけないなって、最近思ってる。」

「じゃあ、今度撮らせて下さいよ。」

「うん、お願いします。今日の撮影の前に、ちょっと早めに行ってやってみる?」

「是非!!」

「じゃあ、早速準備しよう。」

「ハイ!!」

レナとルミは朝のスタッフミーティングを終えると、早々とスタジオへ向かった。