夫婦の定義──君が僕のすべて──

レナがそばに行くと、ユウはレナを膝の上で横抱きにして、優しく口付けた。

「少し、落ち着いた?」

「うん…。」

「レナ、ここ最近ずっと疲れてたもんな。だから、余計に気持ちが参っちゃったんだ。」

「そうなのかな…。」

「そうだよ。いろんな事がいっぺんに起こってさ…レナじゃなくても誰だって疲れるって。レナは頑張り過ぎるから、尚更だよ。」

「そんな事ないよ…。」

(頑張りが足りないから全然ダメなのに…。)

「オレの前では無理して頑張らなくていいよ。オレはどんなレナも好きだから。」

レナはユウの目から視線を外してうつむいた。

「ユウは、私を甘やかし過ぎだよ…。」

「ん?」