夫婦の定義──君が僕のすべて──

2日後、久し振りに休みが取れたレナは、朝から家事を済ませ、仕事に行くユウを送り出した後、マユの家に向かった。

(マユに会うの久し振り…。)



玄関で出迎えてくれたマユは、大きなお腹を重そうに抱えて歩く。

(すごいな…。妊婦さんって大変そう…。)


「今日はシンヤ、打ち合わせに行ってていないんだよね。夕方から出版社のパーティーがあるんだって。」

「そうなんだ。この前、三浦くん、賞もらったんだよね。すごいなぁ…。」


マユの淹れてくれた温かいお茶を飲みながら話していると、マユは時々顔をしかめる。

「マユ…どうかした?」

「うん…。なんか今日は朝から、いつもとちょっと違う気がする…。」

「いつもと違う?」

何が違うのかわからず、レナは首をかしげる。