立ち上がってから少し杖を動かす。 ………うん。 「みんなに、謝ってこなきゃ」 明るめにそう言って一歩を出す 「何言って…!? 怪我してんだから少しは休めよ!」 宏明が即座に立ち上がって横にくる。 「痛み止め効いてるから」 「さっきめっちゃ痛がってただろ!?」 「急だったからね。わかってれば平気。」 出来るだけ簡潔なやりとりに努める。 始めは心配そうにしていたみんなも 徐々に笑い始めた。 「っそんなに言うなら仕方ねーなぁ…!」 「ちょっとだけな!」 この空気をまってたの。