「ま、まぁ……せっかく来たんだし、何か占おうか?」 「え?この流れはゲームじゃない?」 「ゲームなんて無いもん。ボクあんまりゲーム好きじゃない。トランプならあるけど」 「じゃ、それで遊ぼーよ!あたし大富豪やりたい!」 「え、私、やり方知らない……」 「じゃ、ババ抜きやる?」 ―――魔女の館と呼ばれた、とある場所の洋館に笑い声が響く。 良かったね、というように春風が吹いた。