食堂を出て心に引っ張られるまま学校の廊下を無言で歩いて行く。 れんはれん…か。 そんな風に思ってくれてたなんて、とっても嬉しかった。 私がお金持ちじゃなかったら…嫌われると思ってたから…。 無言で歩いて少し、 「…5時間目サボろっか。」 「えっ…うん。」 何を言うかと思ったら、まさか心の口から不良みたいな言葉が出てくるなんて 着いた先は屋上だった。 .