願いの本

「たけるー」

屋上で声が響いた。

圭吾の声だ。

「たくっ、あいつどこいったんだよ」

彼は自分の大事な親友の名前を呼びながら屋上を歩いた。

「なんだこれ? 猛の?」

彼の目の前に落ちていたのは猛の生徒手帳だった。