願いの本

ジリリリリリリリ……

目覚まし時計の音で目が覚める。

俺はいつの間にかベッドの上で寝ていた。

あれは夢だったのかもしれない。

そう思っていると母さんがドアを激しくノックしなごら叫んだ。

「あんた! いつまで寝てるの? 朝練もう始まっているよ!!」

は?

母さんは何を言っているのだろう。

俺の足は……そう思っていたところでふと俺はあることに気づいた。

俺の足が治っている。

どういうことだ、本当に治ったのか? 願いが……叶ったのか?

「今行く!」

そう言って急いで俺は準備を始めた。

やった、試合に出れるんだ。