持っていた手提げ袋の中から、ヘッドフォンと目隠しを取り出す。
「はい、コレ。プレイヤーの二人はつけてもらえる?もう場所移動してすぐに本戦2回戦が始まるから、ヨロシクね」
オレと愛梨はユウマから受取り、すぐに装着する。
ふいに後ろにユウマの気配を感じた。
ホームに着いたのが冷たい深夜の秋風を通じて分かった。
そして、少しいびつな段差を感じて……両肩に重みを感じる。ここに座れ、そう言っているようだ。
この感触は……。
──『座席』
やっぱりそうだ、電車の席……。音楽が一度消され、ユウマの声が聞こえてきた。
「いい?今から3分後~5分後に、メッセージが届く。そのメッセージが届いてすぐに開始のはずだから。そうしたら目隠しを取っていいよ。
キミは応援したくないけど、あのキュートなレディが居るチームだからさ。『執行』されて欲しくないから頑張ってよ」
人の気配が消えたと同時に、音楽が再び聞こえてきた。
多分、愛梨の手を離した時間から推測するに、オレが先にこの席へ案内されたはず。
「はい、コレ。プレイヤーの二人はつけてもらえる?もう場所移動してすぐに本戦2回戦が始まるから、ヨロシクね」
オレと愛梨はユウマから受取り、すぐに装着する。
ふいに後ろにユウマの気配を感じた。
ホームに着いたのが冷たい深夜の秋風を通じて分かった。
そして、少しいびつな段差を感じて……両肩に重みを感じる。ここに座れ、そう言っているようだ。
この感触は……。
──『座席』
やっぱりそうだ、電車の席……。音楽が一度消され、ユウマの声が聞こえてきた。
「いい?今から3分後~5分後に、メッセージが届く。そのメッセージが届いてすぐに開始のはずだから。そうしたら目隠しを取っていいよ。
キミは応援したくないけど、あのキュートなレディが居るチームだからさ。『執行』されて欲しくないから頑張ってよ」
人の気配が消えたと同時に、音楽が再び聞こえてきた。
多分、愛梨の手を離した時間から推測するに、オレが先にこの席へ案内されたはず。
