確かに。


ここ、廊下…。


はっとさっきまでの事を思い出して

顔を赤くした。


その様子を見ている加藤君は…

「もう…俺の事…欲しく無い?」

とか言いつつ…


私の唇に親指を押し付けて、

私の唇をこじ開ける…。

そのまま…親指を口のなかに入れる…


まるで…私が拒むのを阻止するように…

「欲しい…加藤君…。」

と言った。