ーーーー『爽鳳』の倉庫の目の前にいるのは何でだっけ。 思い出してみると、頭痛がする。 あ、そっか。無理矢理連れてこられたんだっけ。 私は椎華の誘いを断った。そしたらあの子は泣き始めた。 『藍架は私のこと嫌いなの?』って。 記憶がない分、色々情緒不安定になりやすいのかもしれない。 これを見て黙ってないのが奴ら『爽鳳』。 ああ、もうタイミング悪すぎる。