結局、引きずられて来た裏庭。 ここで彼女と2人きりでお弁当を食べるとか、大丈夫なんだろうか。 「藍架、あのね」 「……ん」 「私ね、ここ2ヶ月以上前の記憶が無いんだって」 「……そう」 知ってるよ、それは私が悪いから。 「『爽鳳』の皆のことや、学校のこと忘れちゃっててね」 「……。」 その現実を、明るく受け止めいている彼女に賞賛する。