授業は全て素通り。聴覚がそれを受け入れてはくれなくて。





「……バカ、みたい」





何に対してのそれなのかは、分からないけど思わず呟かずにはいられなかった。



それでああ、弱くなったなと実感して何だそんなものかと思った。



罪にまみれた罪悪感だけが今を支配しているから、余計、尚更に。





「……バカ、みたい」





ほら、何度でも繰り返すんだ。そんな、罪まみれの罪悪感に対する懺悔の言葉。