ありさside


_ムクッ


「ここは…?」


どこだろう…?


私の部屋ではないし…


学校でもないみたい…


誰かの家かな…?


_ガチャ


「あ!!起きたー!!」


ん…この声…


「ありさちゃん、おはよう♪」


「…絢?ここはどこ?」


そう。入ってきたのは、絢だった…


絢「私の家だよ〜!!あ。お腹空いてる?!」


「す、すいてるよ…?」


なんか…


絢、積極的だね…(苦笑い)


絢「やっぱり?じゃあ、行くよ〜!!」


_グイッ


「え?!」


今、絶賛手を引っ張られながら廊下?を走ってます。


ある意味しんどいです。


寝起きの私には、しんどすぎる…


絢「ついたー!!」


_バンッ


うん。ドアがかわいそう…


もうちょっと、ゆっくり開けてあげて?


?「おい。絢静かに入れ」


絢「ごめんごめん★」


?「ありさちゃん、大丈夫?」


「塁、ありがとう…大丈夫じゃないかも…」


塁「水飲む?」


「コクッ」


もう、喋る気力がないです…