絢「着いた~!!」
ん?ここは…
「空き教室…?」
なんで、空き教室?
_ガラッ
え、もう開けるの…?!
ちょっとぐらい待ってよ…
絢「やっほー!!」
?「おせぇよ」
空き教室の中には…
二人の男がいた…
誰?この人達…?
絢「ごめんね(泣)ありさちゃんとおしゃべりしてたの…」
?「ありさって?」
_グイッ
「わっ!!」
急に引っ張らないでよ…
転けそうになったし…
てか…
さっきまでは、男の顔は見れなかったけど…
今は、絢の前にいるからよーく見える。
絢と一緒で美形…
友達は類を呼ぶってこと?
?「君がありさちゃん?」
「はい…」
?「絢に連れて来られたみたいだね」
「はい…」
絢に連れて来られた…
ってよくわかったね…
?「てか、絢俺達のこと言ったのか?」
絢「えー。言ってないよー」
?「何やってるんだよ…急にこんなところに連れて来られてもこの子が困るだろ?」
絢「はい…」
?「ま、紹介するかー。俺は伊東奏多。よろしくな」
金髪で俺様っぽい人が奏多…
?「僕は平田塁。よろしくね」
真面目って言うかインテリア的な人が塁…
「私は来栖ありさ。よろしく」
塁「来栖ありさ…?」
あ…わかっちゃったかな…
「裏切り者の元姫ってみんなには言われてるけどね…苦笑い」
さぁ…
貴方達はどちらを信じる…?
私かあいつらか…
塁「ありさちゃん、なんであの族の姫だったんですか?」
「え、なんか無理矢理…?」
奏多「はっ。あいつら、根性腐ってんのか?てか、現姫に騙されてるの気づかないとかな(笑)」
「え…?」
今…この人なんて言ったの…?

