「言ってたか?」
「言って‥‥‥ませんでした‥‥‥」
私がそう答えると、
「だろ~」と言ってた。
し・か・もっ!
当たり前だろうが、と言う顔で見てきた。
ウザッ!!
「これでお前は、俺に文句を言えねぇな」
‥‥‥もう、どうでも良いかもしれない。
「俺の彼女になれよ。」
「あぁ、もう良いですよ?
なりますよ!なればいいんでしょっ?!」
「さっさと、そう言やぁいいのに‥‥」
もう、どうにでもなってしまえ。
「今日から、俺の彼女だから。
これから、覚悟しろよ?」
そう言うと、
ほっぺにキスをしてきた。
「なっ?!」
「これからよろしく。
み・な・と・ちゃん♪」
先輩は、資料室から出ていった。
佐川 湊。
本日、人生で一番の厄日になりました。