新学期はキミを





あまり愛想のよくない俺によく話しかけてくる。



俺と真逆でムードメーカー的なキャラで先輩達との付き合いもいい。




「 ああー、腹減ったしな。」





普段、あまり団体行動はしない方だった俺が、その日は何でか部の仲間と夕飯を食べに出掛けた。




そしたら、入学式以来、始めて君を見かけたんだ。


君はバイトに遅刻するところだったのか、バタバタと俺の横を走り抜けて店長らしき人と話をしている。



学校でも見かけないのに、こんな所で会うなんて……



今日、誘ってくれた秋斗に感謝だな。




俺が彼女を好きな事は誰も知らない。