「 湊くん、待って!!!」 ナナが走って湊に駆け寄る。 何か話しているようだが… この距離では聞こえなかった。が、 ナナが携帯を取り出していたので何の話か検討がついた。番号を交換したかったのだろう。。 雪はその光景を見つめながら、嫉妬を覚えていた。自分は連絡先を知っている。少しだけ、湊に近いところにいるつもりでいたのだ。 でも、ナナも連絡先を交換したら自分と湊の接点も大した繋がりではない…… 彼女でもない雪は、何も言えなかった。