サクラビト~約束~





「願掛けしたんだ、この桜の成長が見れますようにって」


桜の苗木を植えた時の想い



「誰かを幸せにしたい、笑わせたい」


紬の言葉で気づいた、あたしの想い




「おかあさんにありがとうっていいたい」


10年後の母親に抱きしめられた温もりを感じた想い



「約束、守りたい」


不確かな未来の約束はしてはいけないと思っていた。
でも、運命に逆らうための魔法の呪文であることを知った。


「笑いたい、思いっきり」

こころがパンクしないように





「あたし、」




















「生きたい、生きたいんだよ。」