僕の名前は、羽柴 友也

高校三年生で、可愛い彼女がいる。


今日は、その彼女とデートをする日で…

彼女に少しでもカッコイイと褒めて欲しくて、前日にデーパトに行き服を買った。


「えへへ…

芽依ちゃん、褒めてくれるかな…?」


僕は、芽依ちゃんが褒めてくれるところを想像して、待ち合わせ場所に向かった。


待ち合わせ場所に行く途中…

僕の携帯が鳴った。


だけど僕は、無視をした。


着信音で、メールだと分かったからだ。

今の高校生は、メールなどしない。


すごく便利なアプリを使う。


だから、僕にメールが来るってことは…

大抵、迷惑メールだ。


最近、ますます迷惑メールが来るから…

僕は、無視している。