玄関を出て、俺は梓を壁に押し付けた。


梓は困ってる顔をしてた。

俺はキスをした…
そして…



「家で何かあったんか?」


梓はキョロキョロしている…

どうやら図星のようだな…



「な…何もないよ…」


嘘ついてもバレバレだし…


「そか…じゃあ帰るぞ」
そう言って梓の手をとり、歩きだした。