月夜の晩に。


そんな私に構わずレムは


「ご褒美ちょ〜だ〜い〜…。」


なんて首筋に顔をうずめてでせがんできた。


「…いい匂い…。ねぇ。いいでしょ?」


よく響くテノールの声が少し掠れている。
よく見れば私を支えてたレムの肩は理性と本能の狭間で微かに震えていた。


仕方ない。レムはもう限界だ。


ため息をつき、まだ私の首へ顔をうずめているレムを止めさせ向き直った。


「いいよ。」