月夜の晩に。


私は目を泳がせながら顔を逸らした。


「…いいじゃん。」


えーいいのー?ってケタケタ笑って面白がって。


あぁ、いっつも余裕こいて、むかつくなぁ。


イライラを抑えるため早めに寝ようと、私は立ち上がった。


でも吸血鬼の素早い反射神経を綺麗に受け継いでるから、
私が椅子に引っかかってひっくり返りそうになっても綺麗にキャッチしてくれてさ。


見上げると、レムは焦ることなく「大丈夫?」と微笑んだ。


ほんと、むかつく。