普段クールビューティなゆりが
想像出来ないくらい悲しい顔をしてる

「で、でも私どん臭い「そんなの前からじゃん。今にはじまったことじゃない」

うわぁ…
相変わらずの毒舌っぷり

「日和は人に気をつかいすぎだよ?

私はもっと甘えてきて貰いたい

だって私達親友じゃん」

うぅ…ぅ…う…ゆり

「ゆゔり…ぅう

ありがどぉ…だいずぎぃ…ヒクッ」

そんなこと言われたら涙腺ゆるんじゃうよ

「あーあ。はいはい泣かないの!
ほら行くわよ」

ゆりは私に気を遣って私の手を優しく引っ張って軽く走った