「お前はそれでいいの?
ずっと逃げんのか?」





関わりたくないって逃げるってことなのかな





確かにあたしはこれ以上傷つきたくないから行きたくないのかもしれない。




あたしは弱いから...






「行けよ。逃げんなよ。
文句言ってこいよ。
怖いなら俺もついてってやるから。」






「本当?ついてきてくれる?
怖いの。あの人たちとまともに話なんかできるわけがない。
もう一人は嫌なの。」







あたしのなかの恐怖は他の人より大きいのかな?






「大丈夫。俺がいるから。
お前は実ってやつと話して強くなるんだ。紅の奴らより大人になってお前は前を向け。」







星はなんでこんなにあたしを助けてくれるんだろう







まるでヒーローみたいだね。