わたしとあなたときみと。完



ゆっくりとあるき306号室の前で
いったん止まり凌弥を見た。


「ここ?」


「うん…いい?」


そう聞くと頷いた。
ノックし、ゆっくりドアを開けると
こっちを見て章吾は微笑んだ。


「怜奈おかえり!
その人が凌弥くんだよな!
すっげーマジでいた!」


そんな章吾のはしゃぐ姿に
緊張がフとなくなった。