わたしとあなたときみと。完

「ごめんな。
もう好きじゃないっていったのに
こんなことしちゃって。

好きじゃないって言ってまで
側に居たかった。支えたかった。


好きなんだよ…。
翔太くんの事は忘れなくていい。
前は好きじゃないなら無理して
付き合わなくていいって思った


けど…支える人がいないなら
助ける人がいないなら…。

俺が助けたい。
今すぐ返事をくれなんて
言わないからさ…。考えてよ。」


ほんとは返事なんか決まってた。
けど、やっぱり心のどこかに
翔太への罪悪感が存在して


すぐに返事は言えなかった。