[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

笑っている私の上に乗る人が、思いきり拳を振り上げる。



──ゴッ



鈍い音が、倉庫内に静かに響く。



同時に、頬に激痛が走った。



だけど、お父さんから鍛えられてた頃に比べたら、こんなの…



私は笑いながら、“そんなもの?”とでも言うような嫌な笑みを浮かべた。



それが先輩たちの逆鱗に触れたのか、全員が私の傍まで歩み寄ってくる。



あはは、どうしよう。



ちょっと、下に見すぎていたかも。