真依side 「真依っ、早く起きてよ!」 遠くで声が聞こえる。 「今日、入れ替わって学校に行くんでしょ!?いつもより準備に時間かかるよっ」 「あっやばッ」 私は由依の言葉で思い出し、ベッドから飛び起きた。 「ぅわ!びっくりしたっ」 そんな私と同じぐらい飛び上がった由依の背中を押しながら、私はリビングへ急いだ。