相愛性理論





諒は私のコンビニの袋に何かを入れた。


「なに?」


「ほら、さっきのシュークリーム。あげるって言ったじゃん」


「あぁ!ありがとう!」


「どういたしまして。お返しは由依の手作りで」


「…はーい」


そのまま暫く話しながら歩いていると、私の家の前に着いた。


「じゃあ、今日はありがとう!」


「おう。あんま食べ過ぎんなよ」


「わかってるってばー」


「ははっ。…じゃあな」


「ばいばいっ」


私が手を振ると歩きだしかけた諒だったが、すぐにこっちを向いた。