「菜穂、一人で大丈夫?お母さん心配で心配で」
はぁ………
お母様。さきほどからそれしか口にしておりません
「何回も言ってるでしょ?大丈夫なの!」
「貴重品は大丈夫?金属のものは外に出しとくのよ?あとはー」
「もういいかな?行ってきます!」
おそらく途中であっただろう話を遮ってタクシーを降りた
「あ、菜穂!話はまだっ」
トランクから荷物を取り空港の中へ入る
お母さんは仕事があるみたいだから
ここまでしか来れないらしい
「さて、受付は……っと」
実際不安はないと言ったら嘘になる
だってもうド緊張してますから!
それから何とか受付を済ませ
あとは飛行機を待つのみ!

