「はぁ…………」
あれから数分後
すぐに教室に戻ってきた
案の定、ゆっちゃんからはビックリされたし。
「なんで帰ってきたの?」
なんて聞かれてもさ……
「白馬が先生に呼ばれたから」
それしか言えませんよね。
あの時の白馬の表情………
私でもわかるよ
最近あんな表情をすることがおおくなった
「んで、今度は何考えてんの?」
「………ゆっちゃん」
「あんたら2人悩みすぎ」
「2人?」
「今職員室用事で行ってきたけど、菜穂みたいなため息ついてたよ。あいつも。相変わらずカッコイイ表情付きで」
「…………っ」
そーいえば、お弁当渡してそのままだった!
食べてくれたかな?
って、今はそんなんじゃなくて。
「ねぇ、ゆっちゃん」
「なに?」
これは私の勘違いかもしれない
でも____
「白馬ってさ………私の事好きなのかな」
聞かずにはいられないこの問いに
「…………………」
いや、白い目はいいから答えてください結子様
「うぅ……ごめんなさい私の勘違いですよね」
何も答えずに可哀想な目で私を見つめるゆっちゃんに
私が間違ってましたと申し上げると
「はぁ……………」
今度はゆっちゃんが盛大なため息をつき
「似た者同士はやっかいだねー」
と、意味のわからないことをおっしゃる
「誰と誰が似た者同士なの?」
「いや、教えてあげなーい」
「なんでよ!気になる〜!」
こんなことを話しているうちに昼休みは終わり
結局白馬のあの言葉の続きを聞けないまま
夏休みに入ろうとしていた_______

