白馬に恋しちゃダメなのです!










「ありがとうございました〜」



カランカラン










「お……おまたせ…しましたです」



「ぷっ、なんだそれ」







ジィ










確かに。

スーツだし、メガネだし、髪いつもと整え方違うし







「ほんとに白馬?」


「じゃぁ俺は誰なんだよ」


「……白馬です」







壁に寄りかかった状態で右足の裏を壁につけて

左手ポケット右手にはスマホ






「……………っ」





く、くそー。似合いすぎるぞっ

メガネなんなんだ!なんかエロいし!







「…ん?なに」


視線に気づいたのか目をスマホから私に向ける



「〜〜っなにもない!」





ドキドキ


うるさい心臓止まれー!





「ふっ……なに?見惚れてんの?」



「なっ、べっ……そんなわけじゃ」



「はいはい、そーゆーことにしといてやるよ」



「いだっ」



近づいてきた白馬はそう言って

デコピンしてきた





「いったーいっ」


「こんなもん痛くねーだろ猿女」


「ひ、ひど!普通の女の子です!」


「あ、やべ。急ぐぞ」


「えっ、どこにって…うわっ」






ギュッ







ドキッ









急に手を引っ張られ


私はとにかく彼に身を任せてその道を進んだ