君と見た夜空は思いでの一ページ

パシッん

「この・・・クズが!」

叩かれて、蹴られて暴力をする母親。
ああ…また怒らしちゃった

「ごめんなさい母さん…ごめんなさい」
「何で…こんな子どもを生んだのかしら!?社会のクズね!」

あんたの方がクズだよ…。
虐待してるんだから。

「今すぐに荷物をまとめて出ていってちょうだい!!」
「はい…」

二階に行き、自分の荷物をまとめて出ていった。
以前、父が住んでいた一軒家に行くことにした。

「あらあら?星華ちゃんかい?」
「野崎さん…お久しぶりです」
「その荷物どうしたんだい?」
「父さんの家に、今日からすむことにしたんです」
「・・・そうなのかい。何かあったら呼んでね。」
「ありがとうございます」

父の知り合いである野崎さん。
父が死んだとき、とても助けてもらった。

「今さら…助けてもらうのはできないよね。僕はもう手遅れだ。」

鍵で開けて入ると昔のままだ。

「ときどき掃除してたから…そこまで汚れてないね。」