北山 「ただいま~。
    なーんて言ってもただの
    独り言なんだけど~。」


そんなことを言いながら部屋に入る。

まっすぐ冷蔵庫に向かう。
ビールをとって


北山 「よいしょっ」

   
バフッとソファーに座る。


プシュッ


北山 「あー、うまいっ!!」

  

沙奈さん、彼氏いんのかな?

あっ!さっきのやつ。


大事に財布のなかにしまっておいた
さっきの紙をみた。

また行こっと。

テーブルに紙を置き、
つまみを取りに行こうと立ち上がったら


ゴンッ


っと、鈍い音がした。


北山 「痛ぇ~!!」

その拍子で紙がヒラヒラと床に落ちた。


北山 「えっ!?」

紙の裏にはアドレスと番号が…


嬉しーーい!