「お前が冷蝶だってこと話したんだろ?」



「うん…。まぁみんな驚いてたけど」



無理もないか…。



全国のハッカーがいくら頑張ってもあたしの正体を見破れなかったのに



こんなあっさり出てくるなんて思わなかったでしょうね。



「響さんと、飛鳥やったやつは見つかりそうなのか?」



「全然‥…最近、族潰しにさえも行ってなかったな。」



「冷蝶だってことアイツらだけにしか知られてないから他の族の奴らは知らねぇだろ?」



「外部に漏れてなければあたしの正体はバレてない。」