「お母さんが居なくなったらあたし…」



誰もいなくなる。



「今、美羽ができる事をすればいい。死ぬ前提で考えるのはお母さんに悪いだろ」



魁斗がそう言ってくれた。



「それに…お前は一人じゃない。」



「…また今日お母さんに会いに行ってくる」



悔いのないように生きたい。

 
 
お母さんが幸せだった。っていう空間を作りたい。