あたしは大我にちょっと微笑みを返して窓の方を見た。



だらだらやってる体育の光景が見える。



風蘭の方が気が楽でいいや…



そりゃそうか…。



だってここには“あたし”を知ってる人が居ないんだから。



つまんない授業も終わりあたしはあることをしに屋上へ向かった。



金属のサビた思いドアを開けると綺麗な青空が見えた。



誰もいないじゃん。ラッキー♪



あたしは屋上の端に座り煙草を取り出す。