「うん。お父さんとお兄ちゃんが死んでもずっとここに住んでるの。」



「美羽ちゃん、響さんと飛鳥さんに挨拶してもいいかな?」



「俺も」



そう言って春馬と龍也と雅人と妃南の4人はお父さんとお兄ちゃんの仏壇の前に立った。



お父さん、お兄ちゃんみんなが来てくれたよ。



「みんなが来てくれたほうがお父さんもお兄ちゃんも喜ぶよ。」



「生活費とかどうしてんだ?」



「最近はお父さんの貯金を崩して使ってるの。」



本当は、あんまり使いたくなかったんだけど、お金ももうすぐ底をついちゃうからお父さんの貯金から崩して使ってる。



でも、そろそろ、バイトしようと考えてる。