そしてあっという間に放課後…。



あたし達は、真梨亜の元に向かおうとした。



「外で待ってるか」



桜庭女学院の校門に立っていると、男が珍しいのかそれともみんながかっこ良すぎるのか校門から出て行く女の子たちは



みんなの顔をちらちら見ながら頬を赤く染めていた。



…コイツラはどこにいても目立つのね。



待つこと10分…



真梨亜が、来る気配がない