「まぁいいんじゃね?」 は? 「なにが?」 「お前、ここ使えよ」 「あ、いいの?」 「いいんじゃね?仕方ねぇよ 母さん、言い出したらきかねぇし。」 それはたしかに…。 幹部室、他で探すのかな? 申し訳ない…。 そして、私は飛鳥に手をだした。 「部屋ありがとう。これから、よろしくね。 お世話になっちゃう」 私がそう言うと、すごく驚いた顔をした飛鳥。 だけど、またいつもの不敵な笑みを浮かべながら 「ん」 私の手を握った。