恋ドロップ

あまりにも突然のことすぎて


頭が真っ白になっていると…






床を掃除して下さっている男性スタッフさんが急に振り向いてきた。




「怪我ないですか?」




「……あっ、だ、大丈夫…です。」






少し、ううん…


一瞬だけど“ドキッ”とした自分がいた。







私と一緒ぐらいの歳だろうか?



髪の毛は少し茶がかかっていて、爽やかな感じ。



アルバイトみたいだけど、すっごくテキパキしてて。






そんな男性スタッフに見惚れていると





「夏?何ぼーっとしてるの?」




凛ちゃんの声で我に返る。





「…えっ、あっ…ありがとうございました。」





床を見ると


すでに片付け終わっていた。