「え?」
「なのに気づいたらもう無いから…もしかして誰かにあげちゃったの?」
今年の初めからずっと決めていた。
卒業式の日は、隼人から第2ボタンをもらうんだって。
そしたらこれで本当に隼人と笑顔でお別れ出来るって思ったんだ。
「……っ」
でもそんなのやっぱり建前で。
愛とか何となく分かったつもりでいても、考える事は今も子供のまま…
滲んだ瞳で、私は隼人を見上げる。
「ねぇ隼人。私、やっぱりこのまま隼人と会えなくなっちゃうなんて嫌だよ」
「……」
「さよならしたくない…」
隼人が隣にいない間も、ずっと隼人を想ってばかりいた。
今だって数えきれないくらい隼人と二人で思い出作りたい事いっぱい、いっぱいある。
神社の夏祭り、本当は今年も隼人と一緒に行きたい事。
イヴには隼人と二人でクリスマスケーキを食べて、その後はプレゼント交換もしちゃったり。
新年が明けたら真っ先に隼人の顔見て「あけましておめでとう」って言いたいし、初詣にも……
卒業して離れ離れになっても、変わらず隼人の傍に居たい。
これからもずっと、ずっと……
「うっうっ……」
「……」
抑えきれなくなったように涙が頬を伝い始める。
そのまま泣きじゃくっていると、隼人にグイと抱き寄せられた。
「なのに気づいたらもう無いから…もしかして誰かにあげちゃったの?」
今年の初めからずっと決めていた。
卒業式の日は、隼人から第2ボタンをもらうんだって。
そしたらこれで本当に隼人と笑顔でお別れ出来るって思ったんだ。
「……っ」
でもそんなのやっぱり建前で。
愛とか何となく分かったつもりでいても、考える事は今も子供のまま…
滲んだ瞳で、私は隼人を見上げる。
「ねぇ隼人。私、やっぱりこのまま隼人と会えなくなっちゃうなんて嫌だよ」
「……」
「さよならしたくない…」
隼人が隣にいない間も、ずっと隼人を想ってばかりいた。
今だって数えきれないくらい隼人と二人で思い出作りたい事いっぱい、いっぱいある。
神社の夏祭り、本当は今年も隼人と一緒に行きたい事。
イヴには隼人と二人でクリスマスケーキを食べて、その後はプレゼント交換もしちゃったり。
新年が明けたら真っ先に隼人の顔見て「あけましておめでとう」って言いたいし、初詣にも……
卒業して離れ離れになっても、変わらず隼人の傍に居たい。
これからもずっと、ずっと……
「うっうっ……」
「……」
抑えきれなくなったように涙が頬を伝い始める。
そのまま泣きじゃくっていると、隼人にグイと抱き寄せられた。



