次の日も、また次の日も
隼人とは会えない日々が続いた。
相変わらず隼人のクラスはホームルームが終わるのが早くて。
放課後今日も先に廊下で待っていてくれたみーちゃんに、私は思い切って尋ねようとする。
「…ねぇみーちゃん」
「ん?どしたの優衣」
「うん、えっと…」
同じクラスの隼人、最近どう?
元気にしてる?って
とにかく新しいクラスでの隼人の様子を知りたかったんだ。
なのにやっぱり聞く勇気がなくて
「ううん、やっぱりいいや…」
まるで何でもなかった事のようにして、首を横に振った。
この際、数カ月ぶりにサッカー部の練習を見に行こうかとも思ったけど
そこには広瀬先輩もいるし、また気持ちが揺らいでしまいそうで行けなかった。
会えない寂しさは毎晩隼人からもらったテディベアを抱きしめて眠ることで紛らわす。
そんな日が2週間近く続いた、ある日のことだった。
隼人とは会えない日々が続いた。
相変わらず隼人のクラスはホームルームが終わるのが早くて。
放課後今日も先に廊下で待っていてくれたみーちゃんに、私は思い切って尋ねようとする。
「…ねぇみーちゃん」
「ん?どしたの優衣」
「うん、えっと…」
同じクラスの隼人、最近どう?
元気にしてる?って
とにかく新しいクラスでの隼人の様子を知りたかったんだ。
なのにやっぱり聞く勇気がなくて
「ううん、やっぱりいいや…」
まるで何でもなかった事のようにして、首を横に振った。
この際、数カ月ぶりにサッカー部の練習を見に行こうかとも思ったけど
そこには広瀬先輩もいるし、また気持ちが揺らいでしまいそうで行けなかった。
会えない寂しさは毎晩隼人からもらったテディベアを抱きしめて眠ることで紛らわす。
そんな日が2週間近く続いた、ある日のことだった。



